トコジラミの生態

名前
シラミ命名されていますが、正しくはカメムシ目トコジラミ科の昆虫です。別名で、南京虫、床虫といいます。トコジラミ科の昆虫は全て吸血性を持っていますが、そのほとんどは鳥やコウモリを宿主としているので、私たちに直接的な危害はありません。ですので、主に駆除対象となってくるのは近縁種のタイワントコジラミとなってくるでしょう。
形態
駆除しているタイワントコジラミは、通常のトコジラミとほぼ似通った形態ですが、前胸の縦横比が2倍程度と少し細くなっています。不完全変態で、幼虫と成虫はほぼ同じ形をしていることも特徴です。
生態
夜行性の印象が強いかもしれませんが、大切なのは明るさで、暗ければ昼間でも吸血します。明かりが苦手なのです。そのため、明かりを避けるために隙間に潜むことが多いです。自力で長距離を移動することができないので、人間の荷物に取り付いて移動します。被害を防ぐためにも、トコジラミの駆除として搬入前に一度清掃されることをお勧めします。また、飢餓に強いために長期間吸血ができなくても生存している可能性が高いです。トコジラミの駆除として、新しく発生したと思いきや結構前から存在していたということもあります。かつてトコジラミの駆除としてDDTを使用し、ほぼ根絶やしになったとされていましたが、近年薬物体制を身につけた「スーパーナンキンムシ」に進化して帰ってきました。そのため、トコジラミの駆除は従来よりも困難なものとなってしまいました。ですので、トコジラミ含む害虫駆除を行う際は業者に依頼することをお勧めします。