衛生害虫の恐ろしさを紹介します

衛生害虫の恐ろしさはその繁殖力による増殖とそれに伴って起きる激しい痒みが思いあたるかと思われます。しかし、衛生害虫がもたらす被害はそれだけで終わらないのです。健康被害、という言葉をご存知でしょうか。ダニやノミが原因となって発症する病気などを指す言葉なのですが、その一つに「疥癬」(かいせん)という病気があります。原因は「ヒゼンダニ」という目に見えないほど小さなダニなのですが、このダニに人が寄生されてしまうと恐ろしいことになるのです。

恐ろしい「疥癬」「ヒゼンダニ」
まずヒゼンダニは人の皮膚に付着し、そこから人の一番外側の角質、つまり皮膚に潜り込みます。そしてそこで1カ月以上を過ごし産卵や排泄、脱皮を繰り返し、その間寄生された人は虫本体や排泄物、脱皮の殻により強いアレルギー反応を起こすのです。疥癬には2種類あり、皮膚上のダニの数が数十匹であれば通常疥癬と呼ばれ、100万匹以上となれば角化型疥癬と呼ばれます。この病気の恐ろしい所は人との皮膚接触で感染してしまうところです。通常疥癬は強い痒みを伴いますが、そこまで強い感染力はありません。角化型疥癬は痒みが個人によりけりで、感染力が強くなります。家族や介護者、畳での雑魚寝などで感染していき、時に同じ椅子や寝具を使っただけで感染してしまいます。特に高齢者の介護施設などこのヒゼンダニによる疥癬の集団感染も起こっておりダニ駆除について課題となっています。

他人事ではない
疥癬をはじめとした衛生害虫の被害は数多くあります。今までは平気だったとしてもいつその被害に遭うかは誰にもわかりません。特に被害に遭ってしまった方は強い痒みなどで辛い思いもした挙句、感染するともなればその精神的な負担は軽いものではありません。そのような辛い被害に遭わないため、ダニ駆除などの対策、ダニ駆除に関する知識をもって対応することが大切です。