身近な吸血虫トコジラミ

吸血虫の危険
人間の血を吸う虫と言えば、蚊が最も身近な存在と言えます。夏には特に多いですが、寒い冬でも温かい屋内に生息して、知らぬ間に私たちの身体に取り付いて血を吸います。蚊に血を吸われるのは嫌だけれど、たとえ吸われても痒いだけで大したことはないとつい考えてしまいますが、今年大騒ぎになった「デング熱」のように、蚊を媒介して感染する感染症もあります。小さい虫だからと安易に考えるのは危険です。

蚊以外の吸血虫
さて、皆さんは「トコジラミ」という名前を聞いたことがあるでしょうか。別名「南京虫」とも呼ばれており、もしかしたら、後者の方が馴染みがあるという人もいるかもしれません。実はトコジラミも蚊と同様、人間の血を吸う吸血虫なのです。ベッド・家具・書棚の隙間、畳の継ぎ目、カーテンの裏、額縁の裏など、主に暗くて狭い場所に生息しています。特に、畳の継ぎ目部分に黒いシミのような汚れが見てとれるようになったら、トコジラミが大量に発生している危険があります。

トコジラミの被害
トコジラミに血を吸われると、蚊の場合と同様痒みを生じます。また、まだ感染の事例報告はないようですが、デング熱の場合と同じようにトコジラミも蚊のように感染症を媒介する危険がありますので、放置しておかず徹底的に駆除することが大切です。トコジラミの駆除方法は、市販殺虫剤による駆除、スチームなどの熱による駆除、専門業者による駆除などがありますが、徹底的に駆除し、再発を防ぐならば、専門業者に依頼するのが賢明です。